職場の声

お客様の意思を尊重し
チームで連携しながらサポート

老健たいよう 介護職員
有泉 里美
（ありいずみ さとみ）

インタビュー

仕事をするうえで大切にしていること、心がけていることは？

お客様の生活の一部を支えるという意識で仕事をしています。この時間にトイレへ行く、この時間に寝る…と一日の流れはある程度決まっていますが、それにとらわれすぎないように。「時間になったからご飯を食べようね」と、こちらの都合に合わせてもらうのではなく、お客様自身の生活リズムを尊重しながらサポートすることを大切にしています。そして理解できるまで寄り添うこと。認知症の方は、トイレへ行きたいとか水を飲みたいといった要望をパッと言えないこともあるので、気持ちを汲みとるように心がけています。

仕事にやりがいを感じるのはどんなとき？

話をするだけでお客様が笑顔になってくれたり、行事を通して楽しそうに笑ってくれたときは嬉しいですね。体を支えながら一緒にお部屋まで歩いているとき「わたしには息子しかいなかったから、こんな娘がほしかった」と言われたときは、安心してくれていると感じて嬉しかったです。この仕事のいいところだと思うし、やりがいがありますね。一日事故もなく誰も体調を崩さずその日の仕事を終えたときは、ほっとしますし達成感があります。

この職場の魅力は？

この事業所では、お客様のドキドキわくわくを大切にしたアクティビティケアを推奨しています。例えばお客様が料理をしたいといえば、必要な材料を考えたり台所に立てる時間を調整しながら、リハビリ担当者や栄養士さんと一緒に関わっていけるのが魅力です。インカムの導入でスタッフも連携しやすくなりました。介護職は全員つけていますが、広い施設内を限られた人数で働いているのでインカムがあると便利ですし、効率化にもつながっています。

メッセージ

人と関わり相手の気持ちに寄り添う仕事なので、笑っている時間も多く、明るい雰囲気の中で働けます。人から元気をもらえる良い仕事ですよ。